タカミヤの新施設
【Innovation Hub】とは

2024年12月11日更新

IH_event_a-1.jpg


この記事では、2024年9月にオープンした施設【Innovation Hub】についてご紹介します。


目次

Innovation Hub誕生の背景

タカミヤはどうして「Innovation Hub」を作ったのでしょうか?

それには建設業界の抱える問題が深く関わっています。

建設業界は現在、人手不足や高齢化、働き方改革による労働時間規制強化といった深刻な課題に直面しています。
特に、2024年問題として労働時間の制限や資源価格の高騰は業界に大きな影響を及ぼします。
また、建設業界はデジタル化が遅れており、生産性向上が急務となっています。

こうした背景から誕生したのが「Innovation Hub」です。

タカミヤは、建設業界の課題解決に向けて、
次世代の仮設機材やデジタル技術を活用した新しいビジネスモデル「Takamiya Platform」を提案しており、
Innovation Hubはその実証実験を行う施設として重要な役割を果たします。

IH_event_a-2.jpg

「Innovation Hub」では、仮設機材の安全基準を数値データで可視化する研究や、DX(デジタルトランスフォーメーション)を駆使した業務効率化のための新サービス開発が進められています。
これにより、建設現場での生産性向上や安全性の確保が期待されています。
さらに、この拠点は建設業界の未来を体感できる場所として、業界全体の革新を促し、それぞれが働きやすい環境づくりを目指しています。


Innovation Hubの活用方法

ではこの施設で何ができるのでしょうか?
IH_event_a-3.jpg
例えば…研究開発の場として
建設現場でのデジタルトランスフォーメーション(DX)活用を目指すための研究開発に取り組みます。一例として、Innovation Hub内には大型試験機が導入されており、経年による足場の強度の変化について研究しております。この拠点を活用し、「大丈夫だろう」といったあいまいな運用をなくし、数値で安全性を管理できるようなDXに取り組みます。

例えば…展示場/イベント会場として利用
展示場として、タカミヤの新製品を展示したり、社外製品の展示を請け負います。
2024年オープン時は、タカミヤの推進する取り組みを一目で理解できるような展示をしております。

例えば…講習場として利用
講習の場として「足場の組立て等特別教育」や、安全に関する体験型講習を実施します。

現在の展示内容

2024年現在の展示を一部ご紹介します。

■安全エリア
建設業界における「災害・事故の絶無」を実現するため、安全基準の研究、創造していくエリア。
墜落や落下時の衝撃数値の可視化など足場教育の一部をご覧いただけます。
 

IH_event_a-4.jpg


■管理・物流エリア
AI の活用による自動配車や、自動積載シミュレーションなどの DX を推進し、待機時間の削減、手配業務の省人化などの解決策を提案するエリア。
社員の経験をシステム化することで、積荷の際の「業務効率化」と「技能の標準化」を実現しました。

IH_event_a-5.jpg


■設計エリア
建設業界の未来を切り拓く先駆的取り組みをご覧いただくエリア。
従来は紙の図面から、手作業で注文機材を積算していましたが、時間がかかる上、ヒューマンエラーも少なくありませんでした。このエリアでは、そんな積算業務を場合によっては最大9割削減することが可能な「Takamiaya コマンド」をご覧いただけます。
 

IH_event_a-6.jpg


■試験室
お客様に安全な仮設機材を提供するために実証実験を行うエリア。明確な耐久性の数値基準を設け、お客様へ安全な仮設機材を提供するために研究を行います。タカミヤは、「作って終わり、売って終わり」だった仮設業界を「安全の可視化」をキーワードに業界を変革することを目指しております。

IH_event_a-7.jpg


■モニュメントタワー
タカミヤのソリューションを提案する展示エリア。足場内作業の約70%は運搬作業が占めると言われるのはご存知でしょうか?人手不足が叫ばれる建設業界へのソリューションとしてタカミヤは「ロボティクス」に着目しました。ここでは、足場内運搬システム「T-Rook」をご覧いただけます。

IH_event_a-8.jpg

いかがでしたでしょうか?
今後もタカミヤの取り組みにご期待ください!

アクセス

目次タイトル

テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト