梅雨の大雨対策にまだ間に合う!
“水のう”というニュースタンダード

2025年6月19日更新

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「短期集中型」になる2025年の梅雨*。
都市型の浸水リスクが高まる中、まだ何も備えていない施設も少なくありません。

実は、多くの企業が「なんとなく」備えている現状。

国土交通省のハザードマップで浸水想定区域に入っているにも関わらず、十分な浸水対策が行われていない企業は
約6割以上とも言われています。
(弊社調査・各種統計より推計)


理由としては…

ー 何をすれば良いのかわからない

ー 人的、コスト的余裕がない、対策に時間がかかる

ー 防災対策は何か起きてから‥という企業が多い

しかし実際には、浸水被害の約6割以上は「水深30cm以下」で発生しています。

つまり、“ほんの少しの対策”で回避できる被害が多いのです!
今からでも間に合う対策あります!
                                     *出典:ウェザーニュース「梅雨入り・梅雨明け見解」

目次

実は身近にある浸水リスク

近年、ゲリラ豪雨や線状降水帯による短時間の集中豪雨が各地で発生しています。
これまで浸水被害がなかった場所でも、突然の冠水・浸水が起こるケースが増えています。

特に企業や施設では、次のような箇所が意外と浸水リスクにさらされています。
 
▷地下入口のわずかな段差
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▷シャッターのわずかな隙間
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▷屋外に設置された受電設備・配電盤・ピットまわり
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こうした場所は「水が入りやすい」「排水が追いつかない」ことが多く、
わずか数センチの浸水でも設備や資産に大きな被害をもたらす可能性があります。

なぜ今 ”水嚢(すいのう)” なのか

これまで広く使われてきた「土のう」は、重く扱いが難しいため設置に時間も人手も必要で、
使うタイミングを逃してしまうケースも少なくありません。

また、使用後の処理や保管スペースも負担になりがちです。

そこで今、注目されているのが「水嚢(すいのう)」です。

水嚢は…

✔軽量で1人でも運べる

✔水を入れるだけで簡単に設置可能

✔使用後は水を抜いて小さく保管できる

✔保管スペースを取らず、常備しやすい


こうした使いやすさを重視し、
弊社でも導入しやすい水のう製品「タイガーダム」を取り扱っています。


比較項目 土のう(砂袋) 水嚢(タイガーダム)
必要数量 約300個 1本
注水(作製)時間 約3時間 約5分
合計設置時間 約10時間 約10分
施工性 設置には多くの人手と時間、
そして大量の土のうが必要になります。
1人〜2人で取り扱うことが可能で、
使用後は、乾燥・掃除の後、折りたたんで収納が可能です。
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※上記比較は、タイガーダムおよび土のう(高さ50cm/幅15m相当)を同条件(作業者2名)で設置した場合の想定値です。
※数値は自家実験資料等および当社独自による概算値です。


土のうと違い、いざという時にすぐ使える「機動力のある止水対策」として多くの企業や
自治体で採用が進んでいます。

まずは出入口やシャッター前など、ピンポイントで備えることからスタートしてみませんか?

実導入事例を紹介


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建物の出入口
                  出入口の幅に合わせて水嚢を設置することで、素早く止水対策を講じることが可能です。
     出入口の形状やサイズに応じて、柔軟に設置方法を調整できます。

     ▶設置位置: 病院、オフィスビル、商業施設のメインエントランス、緊急車両用の出入口、
            倉庫などに対応。
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屋外設備まわり(変電設備・発電機・制御盤など)
     屋外設備を囲うように水嚢を設置することで、水の侵入をブロック。
     高さのある屋外設備にも対応できるよう、必要に応じて2段積みや3段積みで設置することで、
        より確実な止水が可能です。

     ▶設置位置:工場・データセンター・医療機関など、BCP対策が求められる重要設備の周囲に最適。
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シャッターや搬入口などの大開口部
     特に搬出入ゲートや広い開口部では、大雨時に水が一気に流れ込む危険性があります。
     重要設備や在庫など、建物内にある資産を守るには、外からの水の侵入を防ぐ対策が重要です。

     ▶設置位置:倉庫・物流拠点・地下駐車場出入口。
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まとめ

防災は “備えた人” が守られる


特に大雨・集中豪雨が頻発する今、"水のう" という新しい備えが注目されています。
この記事が、社内や関係部署での防災対策を考えるきっかけになれば嬉しいです。

弊社製品の詳細は ▶特設ページ「タイガーダム」でチェック

こちらの記事をぜひ社内共有してみてください!

いかがでしたでしょうか。
当記事を読んで頂き、今一度、備えを見直すきっかけとなれば幸いです。

また、浸水対策の導入を検討されていた方などは、ご希望に沿うご提案が出来るかもしれませんので、
是非一度ご相談頂けましたらと存じます。

タカミヤでは社員が個々に発信できる社内掲示板があるのですが、
その中で防災についての発信もおこなわれています。
 
機材センター(Base)周辺の避難所等や広域避難場所などのマップを作成し、
事務所やトイレに貼った社員がいたり、
大雨洪水情報のお役立ちサイトを共有している社員がいたりと様々です。
 
こういった情報は頭の片隅にあるといざという時にも役立つものです。
企業防災といえども、一人一人が意識して取り組んでいくことが大切ですね!