台風シーズン到来・・備えあれば憂いなし!

2024年9月11日更新

皆様毎年来る台風には備えていますか?

2024年8月の台風10号は、未だかつてないほど速度がゆっくりな台風で、
特に大雨の影響は台風本体から離れた地域でも長引き、各地で大きな影響をもたらしました。

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自然災害の中でも「台風」は、事前に来ることがわかる事もあり、備える事が出来る災害です。
この記事では、タカミヤの防災アイテム「タイガーダム」をご紹介します。 

目次

台風がもたらす大雨

台風がもたらす大雨で懸念されるのが、河川の氾濫や浸水等の被害です。
過去には、大規模高層マンションの地下設備室が浸水して停電するといった被害もありました。

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通常私たちは「台風の目がいつ接近してくるか」を気にしながら対策を行っています。
しかし台風10号ではその中心(九州)から遠く離れた地域(関東)でも大雨が観測されました。
これは「遠隔豪雨」と呼ばれるものです。
この遠隔豪雨の影響で、神奈川県では川があふれて冠水し、車が半分以上水に浸かったりしました。
つい台風の目ばかり注目してしまいますが、
「遠隔豪雨」により、離れた地域でも影響があるかもしれないという腹づもりが必要です。

対策方法

では、いつ降るか分からない大雨のために私たちは何ができるのでしょうか?

仮設の場合は、土嚢(どのう)や水嚢(すいのう)でせき止める方法があります。
土嚢は袋の中に土を入れた製品です。
水嚢は袋の中に水をいれた製品です。
タカミヤでは、水嚢「タイガーダム」をお勧めしております。
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土嚢は知ってるけど水嚢って聞いたことないな、どうして水嚢が生まれたの…?
という方も多くいらっしゃると思います。
水嚢は土嚢にあった課題「設置にかかる時間」や「設置にかかる労力」を解決する代替商品として作られました。

「タイガーダム」は…


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このように、10分で壁を作ろうとすると、土嚢では作業人数が120人必要なのに対し、
水嚢「タイガーダム」ではたった数人で作ることができます。
「設置にかかる時間」や「設置にかかる労力」を圧倒的に減らせることから、設置担当の方からお喜びの声をいただいております。

もっと詳しく知りたい方はこちら「タイガーダムのWEBページへ」

浸水場所お困りランキング

タカミヤの「タイガーダム」は、消防や官公庁からも問合せを多く頂き、有事の備品として選ばれています。
ここでは、タイガーダムの提案事例を交えながら、浸水場所お困りランキングを発表致します。

第3位 屋外設備

第3位は屋外設備です。
屋外設備は背が高いものも多いので、2段積みや3段積みのご提案をします。
場合によっては広い設備を守ることもあるので、現地調査をしっかり行い、
適切な規模の施工案を提案させていただきます。
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第2位 シャッター入り口

第2位はシャッター入口です。
過去被害があったお客様からのお問い合わせが多いです。
建屋の中にある機械や設備は大切な資産です。
浸水被害から守るべく、対策方法をしっかりと打ち合わせさせていただきます。
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第1位 玄関入り口

一番お問い合わせをいただくのは玄関入口です。
タイガーダムは入口の形状に合わせて形を変えて設置することができるので、
曲げたりカーブしての設置などそれぞれのケースごとに柔軟に対応ができています。
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タイガーダム設置事例

こちらは、2018年に発生した台風21号の際に、
高潮の影響で水害を受け、タイガーダムを設置した事例です。

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2日後に迫る台風に備えて、地元の消防隊の皆さんと、
1日で66本、約990m分設置しました。

土のうに換算すると・・・その数なんと19,800個分!!!
皆さん作業は初めてでしたが、スムーズに作業が進むのもタイガーダムの特徴です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
当記事を読んで頂き、今一度、備えを見直すきっかけとなれば幸いです。

また、浸水対策の導入を検討されていた方などは、ご希望に沿うご提案が出来るかもしれませんので、
是非一度ご相談頂けましたらと存じます。


タカミヤでは社員が個々に発信できる社内掲示板があるのですが、
その中で防災についての発信もおこなわれています。
 
機材センター(Base)周辺の避難所等や広域避難場所などのマップを作成し、
事務所やトイレに貼った社員がいたり、
大雨洪水情報のお役立ちサイトを共有している社員がいたりと様々です。
 
こういった情報は頭の片隅にあるといざという時にも役立つものです。
企業防災といえども、一人一人が意識して取り組んでいくことが大切ですね!