橋梁工事の課題を解決したい!
新技術TENMAXとは?

2024年8月22日更新

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橋梁工事に携わるみなさん、
吊り足場を選ぶ際に重視することは何でしょうか?

 
安全性?作業性?施工のしやすさ?
高所作業車や橋梁点検車がなくても施工できること?
 
現場によっても課題は様々かと思います。
 
この度、橋梁工事の課題を解決するために開発された新技術がNETIS登録されましたので
詳しくご紹介させていただきます。

目次

システム吊り棚足場VMAX

VMAXは橋梁工事で使用する従来の吊り棚足場の使い勝手や幅広い対応力はそのまま、
あらゆる工事に対応したシステム吊り棚足場です。→システム吊り棚足場とは?

VMAXのメリットは
  • 安全性
  • 作業性
  • 美しい外観
  • 幅広い対応力
 
中でも作業性に優れているところは大きなメリットの一つです。
足場はその後の工事作業のために設置されるもの。
VMAXはチェーン間隔が広く、作業空間が広く取れることで、橋梁の補修や新設等の作業がしやすいところが魅力です。
 
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また、開口部も昇降設備や荷揚げに合わせてどこにでも開けられる点も作業性に優れたポイントです。 
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VMAXの魅力をまとめた1分動画はこちら▼
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VMAXの課題

ですが、VMAX施工の際は多くの場合、高所作業車や橋梁点検車が必要でした。
下が川や高速道路など、交通規制が必要になってくる工事の場合は、警察等に各種届出が必要になったり、車線規制で渋滞を起こしてしまったりと工事のハードルが上がってしまう点が課題でした。
このため、のちの作業性ではVMAXを選びたくても、現場によっては橋梁点検車等の不要な他の吊り足場を選ばざるをえない状況がありました。
 
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NETIS登録新技術TENMAXとは?

その課題を解決しよう、VMAXではダメな理由を無くしてしまおうと開発されたのが
TENMAX(VMAX専用先行床施工用部材)です。
TENMAXとは、VMAXの部材を送り出すことで、先に床を作ることを可能とした安全面に優れた工法です。
 
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起点となる2スパン分のみを橋梁点検車等で設置すれば、残りをTENMAXで施工できるので、
従来よりも橋梁点検車等の使用日数が少なくなります。
そのため、長期間の交通規制が不可能な現場においてもVMAXで対応することができるようになりました。

作業者・発注者共に得られるメリット

安全性の向上

  • 作業床から身を乗り出す危険な作業がない
  • 足場施工時の作業スペースが広く、作業床上で先行床の施工を行うことができる
  • 先行床部分に乗った作業の安全性を担保するため、重錘100㎏の落下試験実施済み

施工性と作業スピードの向上

  • 時間のかかる橋梁点検⾞の操作・移動等が最低起点となる2スパンのみとなる
  • TENMAXを使った施工であれば手順がシステム化されているので経験の少ない作業者でも組み立てやすい

高所作業車の使える部分は自分好みに、使えない部分はTENMAXでなど、
作業員のスキルに応じて適切な施工が選べる!→施工スピードUPで工期短縮へ


経済性と周辺環境への配慮

  • 従来よりも橋梁点検車等の使用日数が少なく済む為、車両レンタル代のコストカットに
  • 交通規制日数を必要最低限に抑えられる
 
 
レンタル・販売ともに承っております。
現場に応じたご相談・お見積り等、お気軽にお問合せください。
なお、TENMAXは実際に皆様に見ていただけるようTAKAMIYA Lab. WESTにて展示準備中です。
 

開発秘話とまとめ

開発コンセプトは「自分でも組めるものを」

本記事を書くにあたり、開発者である タカミヤ 事業開発部 天満 慎平さんにお話しを伺いました。
 
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「熟練の鳶さんじゃなくても、自分のような素人でも、手順を踏めば安全に組むことができる吊り足場を作りたい」
という思いでTENMAXは開発されました。
 
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先行して出した床からの作業者の墜落転落災害を防止する為、
開発時にはビームの先端にショックアブソーバーを取り付け100kgの重りを落とす落下試験を実施。

技術のある職人さんの高齢化が進み、技術の継承や若手不足に悩むこの業界だからこそ
なによりも安全で、誰にでもできる工法を。

これからもタカミヤでは、より安全な環境を提供できるよう、業界の課題に取り組んでいきます。


いかがでしたでしょうか。
使用用途1つとっても、たくさんの可能性を秘めているマーターポート。

こんな使い方出来る? 1つのモデリングにいくらかかるの?詳しく話を聞いてみたい!
など、些細なことでもご相談お待ちしております!!



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