次世代足場Iqシステムの補強方法とは?許容荷重についても併せて解説!

2025年9月17日更新

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「次世代足場を使ってみたいけど、弱いって聞いたからな~」
「色々な補強方法があるって言われてもわからないよ!」
「31m、45mって、結局何mまで建てていいの?」

こんなお悩みを抱えている方必見です!
この記事では足場の法律の解説からIqシステムの補強方法、耐荷重まで詳しく解説いたします。

目次

Iqシステムは単体で何mまで組立られるの?

皆様も生活していく中で、様々なルールがあるように足場(仮設)にも数えきれないほどの規則や法律が存在します。
その中で今回は足場高さに注目した規則や法律についてご紹介します。

よく「Iqシステムって単体で31m以上は建てたらいけないんですよね!安衛則でみました!」とご質問頂きます。
これも規則や法律に関係しているので、沢山の方が気にしてくださっているものかと思います。
 
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実際、タカミヤでは、 Iqシステムで高さ100mの足場を組んだ実績があります。



◆平成21年度労働安全衛生規則改正:足場からの墜落防止対策(鋼管足場の規定見直し)
 
改正前:建地の最高部から測って31mを超える部分に対しては、鋼管を2本組以上にすることが義務付けられていました。
 
▶改正後建地の下端に作用する設計荷重(足場自重+作業床の最大積載荷重等)が、最大使用荷重の1/2以下である場合、鋼管を2本組にする必要はない。つまり、荷重条件を満たす場面では、従来のように無条件で二重管を義務付けない柔軟な運用が可能になります。
 
参照:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000081487.pdf

Iqシステムの補強方法

「そうは言っても、Iqシステムは許容荷重決まってるから高く建てられないでしょ!」と思う方もいるかと思います。

こちらの表は補強なしで建てた場合のIqの高さです。
例えば、610幅では、検討書でOKが出ていれば、65.7mまで建てることができます。
 
足場表
梁間方向(足場巾) 足場使用高さ 作業床段数
610 65.7m 34段
914 50.5m 26段
1107 48.6m 25段
1219 37.2m 19段
 
※検討条件:ブラケットなし
※足場条件外側・・・・メッシュシート、先行手すり、巾木なし
    建物側・・・二段手すり、アルスピーダー
 
これ以上は建てられないと思った皆様!
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次の章で詳しくご説明させていただきますね。

Iqシステムの補強方法 応用編

こちらが補強方法の比較です。
足場使用高さ 梁間面の仕様 桁行面の仕様 許容支持力
前項参照 補強なし 片側先行手すり 9.6kN/本(1219巾)
11.2kN/本(610〜1107巾)
両側先行手すり 9.6kN/本
〜70m程度 補強単管 片側先行手すり 16.0kN/本
フレーム補強材 片側先行手すり 16.0kN/本
〜90m程度 両側先行手すり 19.2kN/本
〜100m程度 フレーム補強材+補強単管
(クランプ取付間隔1900mm)
両側先行手すり 25.0kN/本
フレーム補強材+補強単管
(クランプ取付間隔950mm)
両側先行手すり 26.9kN/本
※1107までの幅を対象とする
※条件によって異なりますので厳密には計算書によって決まります。現場さんごとに計算書の作成をお願いします。
 

〜50m程度を建てるなら

補強無しで、11.2kN/本(610〜1107巾)、9.6kN/本(1219巾) の許容値です。

〜70m程度を建てるなら

枠方向(スパン方向)両側先行手すり+フレーム補強材で、16.0kN/本 の許容値です。

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〜90m程度を建てるなら

両側先行手すり+フレーム補強材+補強単管(1900mm間隔クランプ止め)で、19.2kN/本 の許容値です。

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91m以上を建てるなら

両面先行手すり+フレーム補強材+建地単管(950mm間隔にクランプ止め)で25.0kN/本の許容値です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
Iqシステムは階高1900mmなので、平米数を稼ぎたいときは、ご検討いただくとよいかもしれません。

ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせフォームまでご連絡下さい。



四角支柱

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水平つなぎが単管なので、自由に支柱を配置できる。

水平つなぎ、ブレースが単管のクランプ固定となるため、施工性が悪い。
主な用途 大型支保工・仮受け支保工 その他用途 支柱ピッチ
支柱径 48.6φ×4本 支柱長 0.65-3.0m
支柱重量 41.1kg(2.0m)
許容支持力 196.0kN/本

RORO

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主要部材は高張力鋼管使用のため軽量。
任意の高さに調整可能で傾斜構造物の支持にも適用できる。
部材数が少なく、シンプルな形状。

主な用途 大型支保工・仮受け支保工
その他用途 支柱ピッチ 1.5-3.0m
支柱径 152.4φ 支柱長 1.5-3.0m 支柱重量 74.7kg(2.0m)
許容支持力 501.0kN/本

スタンディングベア

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大規模工事において、特徴を最大限に発揮できるユニット型支柱式システム工法。

安全性、省力化、効率化を重視したシステム
安全に組立・解体ができ、大幅に省力化が計れる。

主な用途 大型支保工・仮受け支保工 その他用途 支柱ピッチ 2.0m(3.0m)
支柱径 139.8φ 支柱長
1.85m×3-5層
支柱重量
許容支持力 588.0kN/本

タカミヤでは多種多様な現場に対応するため、12種類の支保工を保有していることを
認知していただけましたでしょうか?
また、支保工の最適な施工計画のご提案、そして、材工での発注も承っております。
支保工以外にも多くの資材を保有をしておりますので
「○○の現場を担当しているんだけど、それに対応できる資材はある?」
などお気軽にお問い合わせください^^

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