知らないと損する!太陽光の安定稼働は「架台」で決まる

2024年6月20日更新


 
太陽光発電システムの安定運用には、架台(=パネルを支える土台)選びが非常に重要です。

屋根の形状、敷地のスペース、地盤の状態、積雪量や風圧…現場ごとに異なる条件に合わせて、
最適な架台を選定・設置することが太陽光成功のカギです。
 

本記事では、それぞれの条件に応じたおすすめの架台をご紹介します。

目次からご自身の条件を選んでみてください!


目次

工場・倉庫など大きな屋根がある方

工場・倉庫など大きな金属屋根があり、効率的に太陽光パネルを載せたい方へ!
軽くて強い、しかも屋根にやさしい金属屋根架台
  
◆金属屋根の特徴
  •  ◎ 初期費用を抑えられる
  •  ◎ 高耐久で長期使用にも安心
  •  ◎ 屋根上に太陽光パネルが乗ることで遮熱効果あり
 
ハゼ折板や瓦棒など様々な屋根に直付けする架台や、レール取付する架台もございます。
□直付け型
□レール取付型

フラットな屋根がある方

ビルや店舗・学校などフラットな屋根の日当たりを最大限に生かしたい方へ!
お客様ご希望仕様に基づき都度設計・製造の陸屋根架台
 
◆陸屋根架台の特徴
  •  ◎ 設置自由度が高い
  •  ◎ 点検・清掃がしやすい
  •  △ 風対策が必要
□2段20度(コンクリ基礎)
2段20度(コンクリ基礎)
□2段10度(ベースレールH鋼)
2段10度(ベースレールH鋼)
□4段10度(乾式基礎)
4段10度(乾式基礎)
□8段10度(コンクリ基礎)
8段10度(コンクリ基礎)

※なお架台支持用に別途「基礎」をご用意いただく必要があります。

使っていない土地がある方

工場・設備敷地の 空きスペース等、利用していない敷地を太陽光発電所として有効活用!
「10kW以上の産業用太陽光を考えている」など、しっかり発電したいなら地上設置型架台
 
◆地上設置型架台の特徴
  •  ◎ もっとも発電効率の高い角度(南向き×傾斜5~30度)に調整可能
  •  ◎ 脚立や足場が不要でメンテナンスがしやすい
  •  △ 風・雪・地盤などへの対策が必要
 
敷地条件に応じて、切妻型架台(東西向き)の採用も有効です。
□水平設置架台(H-2システムver.0.2)
□東西設置・切妻型架台(H-2システムver.0.3)

大きい駐車場がある方

大きな従業員駐車場をお持ちの企業様にはソーラーカーポート
しっかり発電でき、「産業用太陽光」を考えている方にも。
 
◆ソーラーカーポートの特徴
  •  ◎ 駐車場を太陽光発電所として活用できる
  •  ◎ 非常用電源として活用できるタイプも
  •  ◎ EV(電気自動車)向けの充電ステーションと組み合わせて設置できる
  •  ◎ 脱炭素やSDGsの取り組みを「見える化」できる
 
□屋根材なしタイプ
□屋根材ありタイプ

スペースがない方

狭小地や縦長の土地を活用したい方には垂直型架台
両面発電パネルを使い東西向きに設置することで、朝夕の太陽光発電量が最大化!
 
◆垂直型架台の特徴
  •  ◎ 広いスペースを必要とせず、土地有効活用が可能
  •  ◎ 積雪・汚れに強く、メンテナンスが楽
  •  ◎ 環境配慮アピールが可能
  •  △ 風への対策が重要

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
タカミヤでは、長年の現場経験と設計ノウハウを活かし、多様な現場に対応できる豊富な架台ラインナップをご用意しており、お客様のご用命に応じて、最適かつ多種多様な太陽光架台の選定・設計・製作・販売が可能です。
お困りごとやご相談がございましたら、何なりとお問合せください。
またタカミヤでは太陽光架台の「部材販売」の他、架台組立やパネル設置までを行う「材工一式」の対応も可能です。
架台ご注文のみならず、材工一式のワンストップで対応いたしますので、お気軽にご相談ください! 

設置タイプ 主な設置場所 特徴まとめ おすすめの方
金属屋根用 工場・倉庫の屋根
・軽量
・短工期
屋根にスペースがある方
陸屋根用 ビル・店舗の屋上 ・パネルの向き、角度を最適な発電角度に調整できる
フラット屋根を持つ方
地上設置型 空地・遊休地
・規模拡張が自由
・大容量発電
土地を有効活用したい方
ソーラーカーポート 駐車場
・車保護+発電
・EVや非常用電源と連携可能
駐車場を活用したい企業様
垂直設置型 狭小地・堀沿い
・雪、砂に強い
・両面発電可
・省スペース設置
設置できるスペースが狭い方
雪対策したい方
環境配慮をアピールしたい方